「今日のお菓子」は、和菓子です。
今日は、お茶の稽古の日でしたので、お茶席で出てきたお菓子をご紹介します。
5月になりましたので、炉が風炉に代わり、いままで畳の下にあったお釜が、畳の上に移動しています。それは、だんだん暖かくなってきたので、火の位置をお客様から遠ざける意味があるんですよ。
見た目の違いはお釜の位置が一番大きいのですが、お作法としては、お釜に掛ける柄杓(ひしゃく)の扱いが全く異なります。置き柄杓、切り柄杓、引き柄杓と3種類あるんです。どう違うのかは、またの機会にでもおいおい説明しますね。
今日のお点前は、知足棚(ちそくだな)のお薄のお点前と、包み袱紗(ふくさ)のお濃茶のお点前を稽古しました。いつもは、お濃茶のお点前で、お薄を点てることが多いのですが、今日は、実際にお濃茶を練ってみました。なかなかの出来栄えのようでした(自分では飲むことができないので、飲まれた方の評価です)。先生からもお褒めの言葉をいただきましたよ!(^_^)
では、お待ちかねのお菓子をご紹介します。
主菓子”兜(かぶと)”
さつまいもの餡で兜の形が作ってあり、中には黒餡が入ってました。口の中で溶けるようで、とても美味しかったですよ。
ここで、注目なのは、お菓子の入っているお菓子器です。これ、先生のお手製なんですよ! すごっ!
斜め横からの景色はこんな感じ! いかがですか?
どうです、今日のお菓子、楽しんでいただけましたか?